プラチナリサイタル 女神たちの午後 「仲道祐子 ピアノの羽音」 |
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いま注目を集めているピアニスト仲道祐子のさわやかで心地よい音楽を。愛情あふれる音楽空間でピアノの名曲をお楽しみください。 |
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仲道祐子 |
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〜仲道祐子さんからのメッセージ〜
「音楽のもつ神秘の力を感じて!」
ギリシャ神話の女神をテーマにお贈りする2回目。私がイメージするのは「月の女神:アルテミス」です。「太陽神:アポロ」を兄が昼をつかさどるのに対し、「アルテミス」は夜の神。銀の馬車に乗り、銀の弓を引き、銀の矢を放つ・・・その矢に射られた者は命を失う・・・まさに、神秘の力を秘めた女神です。
このリサイタルでは、“音楽のもつ神秘の力”を感じていただけたら・・・・・・。
それは、悲しいこと、うれしいこと、美しいこと全部を、言葉で表現できない細かいとろまで、空気の波動でからだ全体に感じることのできる“快楽”のようなものです。
だからぜひ、会場では月光のように降り注ぐ音のシャワーを存分に浴びて、頭でなく、今、この瞬間に感じる“何か”を、すべてあるがままに受容れていただければと思います。 |
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〜当日演奏作品豆知識〜
「名作曲家のパワーがピアニストに乗り移る!
耳を病んでいたベートーヴェンの心の支えとなった弟子ジュリエッタに捧げたといわれる「月光」。絶妙の曲名は、実は自ら命名したものではなく、詩人レルシュタープが「ルツェルン湖の月光の波に揺らぐ小舟のよう」と評したことに由来します。即興演奏の大家といわれたベートーヴェンらしく全体的に自由で終楽章に激しい情熱がみなぎります。
卓越した技巧による名演奏家として、ヨーロッパ各地で華やかに活躍した“ピアノの魔術師”リスト。「愛の夢 3つの夜想曲」は、リスト自身の歌曲の編曲:1.「高貴な愛」2.「幸福な死」3.「愛し得る限り愛しなさい」の3編から成ります。特に有名なのが3.で、ふつう「愛の夢」というとこの曲をさすことが多いようです。3つのノクターンを一気に聴き比べる今回のプログラムは、必聴です!
イタリアを旅したリストが文学やルネサンス絵画などの偉大な芸術から霊感を受けて作 曲した「巡礼の年 第2年『イタリア』」。ダンテの大作「神曲」<地獄編>を読んだ強烈な印象を曲にしました。 |
【詳細情報】 |
出演者: |
ピアノ/仲道祐子、ゲスト/長谷川陽子 |
日 時: |
10月3日(水)14時開演 |
場 所: |
なかのZERO大ホール |
予定曲: |
ベートーベン:ピアノソナタ「月光」
リスト:愛の夢−3つの夜想曲
リスト:“巡礼の年 第2年イタリア”より「ダンテを読んで−ソナタ風幻想曲」 ほか |
料 金: |
全席指定 2,800円 (ホールメイト2,500円)
*未就学児入場不可 (一時保育あり/6ヶ月児〜未就学児、2000円、先着6人、要申込) |
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