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The ハート オブ クラシック 「ココロ ノ ハナ」
日本歌曲もオーケストラの手にかかると・・・。 クラシックって、堅苦しいイメージありませんか?

ベートーヴェン・モーツアルト・ショパン・バッハ・・・う〜ん。
「交響曲」「協奏曲」「イ長調」『ト短調」???といわれても、どんな曲かも知らないし。

でも、ドラマ“のだめカンタービレ”のオープニング曲と、聴けば知っている曲。あの曲は、ベートーヴェンの名曲「交響曲第7番イ長調作品92」です。
また、子供のころから慣れ親しんでいる滝廉太郎や山田耕筰の童謡も、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の手にかかれば、荘厳なクラシック音楽に変身します。 そんなよく耳にする皆さんに馴染み深い曲を中心にコンサートを構成してみました。 忙しくてゆっくり音楽なんか・・・。そんな皆さんに、いつもと違うリラックスタイムをご提供します。

ぜひ一度、この機会にクラシック体験してみませんか。 時代を超えて愛されている国内外の名曲を集め、オーケストラ演奏を心ゆくまでじっくりとお楽しみいただけます。
指揮者:柳澤寿男氏のインタビューをアップしました。こちら
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 柳沢寿男
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 柳沢寿男 (C)木之下晃
 
バルカンの火薬庫から音楽のほとばしる半島への願い 〜ベートーヴェン交響曲第7番

 99年のNATO空爆以降、国連の統治下にある旧ユーゴのコソヴォ自治州コソヴォフィルハーモニーの指揮者として活動しています。
 我が子を戦争で失ったオーケストラの楽団員が、私と一緒に「ベートーヴェン7番」を演奏し終わった後、ふと私に言ってくれた言葉は「音楽に国境や民族の隔たりはない・・・」という言葉でした。
お互いに目に涙しベートーヴェンの作品の力に感動した瞬間でした。いまだ民族対立の強く続くバルカン半島にニュートラルな国民性を持つ日本人指揮者。日本人だから出来ること、日本人でなくては出来ないこと こういう地域ではたくさんあると思います。日本人ってなに?日本の文化ってなに?
 日本にはたくさんの美しい文化があると思います。日本のうたを演奏すると バルカンの人々は美しいと言います。今日もまた音楽の力でバルカンの人々の心が少しずつ繋がっていきます。音楽は戦争で廃墟になった建物や荒地に咲くの「ココロ ノ ハナ」なのですから。

コソヴォフィルハーモニー交響楽団常任指揮者 柳澤寿男
【詳細情報】
出演者: 指揮/柳沢寿男
演奏/東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
日 時: 11月23日(金)16時開演
場 所: なかのZERO大ホール
料 金: 全席指定3,500円(会員1割引)*未就学児入場不可